新型コロナウイルスの感染拡大やロシアのウクライナ侵攻など世の中が混沌(こんとん)とする中、自然の中で生きた漂泊の民、サンカを取り上げた映画「山歌」が22日からテアトル新宿(新宿区)などで上映される。「自然の中で自然と共にできた映画」と語る笹谷遼平監督(36)に、サンカや映画に込めた思いを聞いた。【東海林智】
サンカは、山から山へ漂泊の旅を続けながら、住居や戸籍も持たず、自然の中で暮らしを営んでいた人々。山中で簡易的なテント小屋に暮らし、竹細工の籠作りや農機具の修理をしたほか、川魚や山菜を山里へ売りにくることもあったという。日本経済の進展と共に姿を消したと言われている。
混沌の今、自然との共生問う 漂泊の民、サンカ描く 映画「山歌」、22日から新宿などで上映 /東京 - 毎日新聞
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