北海道・知床半島にハマナスが咲く5月、夜には肌を刺すような冷たい風が吹く。厚手のコートに身を包む観光客の目的は、8千年前から続く雄大な自然だ。この遺産を守るために奮闘した人たちは、観光船の事故に胸を痛める。
「しれとこで夢を買いませんか」
こんな呼びかけから始まった運動がある。
時は1970年代。列島改造ブームが全国を席巻し、知床でも不動産業者が開拓跡地を買いあさっていた。
斜里町は乱開発から土地を守るため、「しれとこ100平方メートル運動」を展開した。1口8千円の寄付を募り、原生林の復元を目指す、町主導のナショナルトラストだった。
運動が全国に広がり始めた8…
「世界遺産、名乗る覚悟はあるか」 知床の自然守る人たちは問う - 朝日新聞デジタル
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