展示は、昆虫の起源▽日本のむし・世界のむし▽昆虫と植物のふしぎな関係▽人と昆虫-の4コーナーで構成される。昆虫標本1万2千点以上が会場に展示され、子どもたちに人気のあるカブトムシやヘラクレスオオカブトムシの拡大模型も配置された。
中でも、青色に輝くモルフォチョウの標本を壁面に多数並べた「モルフォの壁」が大きな見どころの一つ。「むさしの自然史研究会」が協力した。「これだけの標本数は国内でも最大級では」(西元主任学芸主事)という。壁面には人気のイラストレーター、じゅえき太郎氏が昆虫のすむ雑木林などのイラストを描いている。
夏休みを迎える子どもたちに向け、西元主任学芸主事は「企画展を見た後はぜひ野外の昆虫観察にも出かけてほしい」と話した。
土日祝日と8月12、15、16日は事前予約が必要。同館ホームページから予約登録する。問い合わせは同館(電)0297(38)2000。
世界の昆虫企画展 茨城・坂東の県自然博物館で 魅力紹介 - 茨城新聞クロスアイ
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