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Tuesday, July 19, 2022

幼児期に自然と触れ合う体験を - MGプレス

遊んで歌って野草も食べよう! かまばの森ちびっこ探検隊

松本市中山にある「喜源治こども基地」で、未就園児と保護者を対象にした「かまばの森ちびっこ探検隊」が本年度から始まりました。人生の土台をつくる幼児期に自然と触れ合う体験をと、「かまばの森で遊ぶ会」がほぼ月1回開いています。2回目(6月7日)を取材し、代表の玉田尚子さん(松本市)と保育士の村上美智子さん(塩尻市)に話を聞きました。
★活動の様子
午前10時、広場に集まった親子連れは「おはようの会」からスタートです。この日参加したのは4組。自然の中で保育を行う「森のようちえんハーモニー」(東京都)で保育士をしていた村上さんが、絵本を読み、手遊びや歌を歌い、各自が自己紹介をしました。
続いて森の中へ。6月のプログラムは、野草を具材にしたピザ作り。散歩をしながら食べられる“トッピング”を探します。
参加者は、野草に詳しい玉田さんに「これは食べられるの?」と質問。タンポポの葉やハコベを摘んだり、アクセントにするアカツメクサやカラスノエンドウの花を探したり。子どもたちは虫を見つけると立ち止まり、親たちはその様子を見守りながら話を楽しむなど、のんびりした時間が過ぎていきます。
戻った後は、朝から玉田さんが準備した生地でピザ作りが始まりました。麺棒で生地を延ばし、そこにケチャップを広げてチーズをのせ、自分で摘んだ野草を上へ。ピザ窯で焼いて食べました。
子どもも大人も「おいしいね」とにっこり。あっという間に完食しました。1歳の娘と参加したママは「他の子と接する機会がほしかった。私も自然が好きなので、一緒に楽しめてうれしいです」。2歳の娘と来たパパは「外遊びが大好きですが、私は遊び方を教えられないので参加しました。子どもと一緒に楽しんでいます」と話していました。
★ファシリテーター(進行役)を務める2人の願い
3人の子ども(小学5年、2年、年中)を持ち、2018年から中山の空き地で野外活動を行っている玉田さん。そこの小学生向け「放課後ひろば」に、村上さんが長女(小学5年生)と参加したのが2人の出会ったきっかけです。
話すうちに意気投合。人生の根っこをつくる幼児期を大切にしたい、育児や家事に追われるママにも自然の中で癒やされてほしいと、ちびっ子探検隊を始めました。
玉田さんは「私が子育てを始めた頃、幼い長男と一緒に自然体験ができる場所がほしかった。だからちびっこ探検隊は、当時の自分へのプレゼントみたいな感覚。ここに来た親子が、伸び伸びと遊んでいるのを見るのがとてもうれしい。ピザ作りのようなプログラムはママたちに楽しんでもらうため、子どもたちには五感を使って自由に遊んでほしいです」。
村上さんは「入園までの期間は、親子で一緒に過ごせる貴重な時期。大自然の中で花の香りを楽しんだり、触れてみたりと五感を味わいながら、ゆったりおおらかな気持ちで過ごしてほしいです」。

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