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Monday, August 15, 2022

ゲルで自然と触れ合い 松本に新宿泊施設 木製おもちゃの遊び場も - 中日新聞

3棟のゲルにはそれぞれ貸し切りで宿泊できる=松本市岡田下岡田の松本里山ドアーズで

3棟のゲルにはそれぞれ貸し切りで宿泊できる=松本市岡田下岡田の松本里山ドアーズで

  • 3棟のゲルにはそれぞれ貸し切りで宿泊できる=松本市岡田下岡田の松本里山ドアーズで
  • 60種類の木のおもちゃで遊べるコーナーもある=松本市岡田下岡田の松本里山ドアーズで

 モンゴルの遊牧民が使う移動式住居「ゲル」で泊まれる宿泊施設「松本里山ドアーズ」が、松本市岡田下岡田にオープンした。まき割りや火おこし、そば打ちなどの体験も用意しており、オーナーの赤沼留美子さん(50)は「自然と触れ合う里山の体験を提供したい」と話す。

 赤沼さんは岡山市出身。都内でコンビニ店経営会社に勤めていたが、結婚を機に十九年前に松本へ移住した。子育てで木製のおもちゃの魅力にひかれ、市内での「木のおもちゃ館」の開設を目標に持つようになった。二〇一九年には八百八平方メートルの土地を購入。しかし土地の用途が宿泊業に限られていた。

 国際協力機構(JICA)海外協力隊でモンゴルに派遣されていた知人のアイデアで、ゲルの導入を決断。モンゴルから輸入し、広さ二十畳ほどの三棟を建てた。

 敷地内には、赤沼さんの夢だった木のおもちゃで遊べる施設もある。赤沼さんがそろえた六十種の木製おもちゃのほか、高さ四メートル、周囲五メートルのケヤキをくりぬいた遊び場も用意した。

 宿泊者にはまき割りや火おこしをしてもらい、屋外型のいろりで食事を取ってもらう。一人一泊三万円前後から。「不便を楽しむ」泊まり方が人気で、秋...

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