
陸前高田市で首都圏などの小学生を集めた自然学校が開かれ、震災などについて学んだり、野菜の収穫を体験したりしました。
陸前高田市では、大手居酒屋チェーンのワタミが2日から自然学校を開いていて、首都圏などに住む小学4年生から6年生までの36人が、3泊4日の日程で参加しています。
3日は、高田松原津波復興祈念公園を訪れ、震災遺構として残されている旧道の駅などを見学しました。
この建物には、壊れた壁や倒れて流された松の木などが当時の姿のまま保存されていて、子どもたちはガイドから説明を受けながら津波のおそろしさを学んでいました。
また、自然学校を企画した居酒屋チェーンが整備を進めている農業のテーマパークも訪れ、ハンバーガーを作ったほか、太陽光発電とブドウの栽培を同時に行っている取り組みを見学したり、農業用ハウスでミニトマトの収穫を体験したりしました。
東京・大田区から参加した小学5年生の男の子は「祈念公園では津波の威力がよく分かったし、ミニトマトも甘くておいしかったです。この旅行で友達をたくさんつくりたいです」と話していました。
小学生たちは5日まで陸前高田市に滞在し、豊かな自然に触れながら食や命などについて学びます。
首都圏の小学生 自然学校で震災や農業を学ぶ 陸前高田|NHK 岩手県のニュース - nhk.or.jp
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