国の特別天然記念物コウノトリが生息する渡良瀬遊水地周辺の自然を生かし農薬や化学肥料を使わない米作りに取り組む栃木県小山市でことしの米の収穫が行われています。
栃木県小山市は渡良瀬遊水地周辺の自然を生かした取り組みとして、冬の間も水田に水をためて、繁殖させた微生物などによって豊かな土壌を作ることで、農薬や化学肥料を使わない米作りを進めています。
10年前から始まり栽培されているコシヒカリは「ラムサールふゆみずたんぼ米」と名付けられ、ことしは市内の9軒の農家が取り組んでいます。
このうち120アールの水田で栽培する松本治さんは17日、たわわに実った稲をコンバインで刈りとり、もみを運搬用の車の荷台に移していました。
松本さんの水田には毎年、コウノトリがエサをとりに来ているということで、「ことしの出来具合はとてもよいです。甘みがあっておいしいので多くの人に食べてほしい」と話していました。
「ラムサールふゆみずたんぼ米」は今月23日から小山市内の道の駅で販売されるほか、市が学校給食で提供したり、出産祝いとして贈ったりするということです。
渡良瀬遊水地周辺の自然を生かした米収穫 栃木 小山|NHK 首都圏のニュース - nhk.or.jp
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