
法野朱美
昆虫や動植物が見せる美しい姿や顕微鏡を通して見える微小な結晶などを撮影した写真展が富山市科学博物館(同市西中野町1丁目)で開かれている。日本自然科学写真協会員が国内外で撮影した写真70点、動画12点が解説文つきで展示され、自然の美しさや不思議な科学の世界を伝えている。12月11日まで。
写真展は「第43回SSP展 自然を楽しむ科学の眼(め)2022―2023」(日本自然科学写真協会主催)。「顕微鏡・科学」「植物・菌類」「山岳・天体・自然風景」などに分けて展示。じゃれ合う子ギツネの姿や、森林に舞う無数のヒメボタル、色鮮やかなビタミンCの結晶などの写真や、ペルーで撮影された鮮やかなチョウが羽ばたく瞬間をスローモーションでとらえた動画などもある。
同市科学博物館学芸員の清水海渡(かいと)さん(33)は「一瞬を切り取った自然の輝きは見応えがあります」と話している。
午前9時~午後5時(入館は午後4時半まで)。8、21日は休館。大人530円、高校生以下無料。問い合わせは同館(076・491・2123)へ。(法野朱美)
富山で「自然を楽しむ科学の眼」写真展が開催中:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル
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