今年1月、国内の世界自然遺産5地域にある22市町村と、北海道・知床、鹿児島県・屋久島の保護活動などにそれぞれ取り組む二つの財団が屋久島に集まり、「世界自然遺産5地域会議」が発足した。
奄美・沖縄の4島が一昨年、新たに登録され、日本の自然遺産は五つとなった。今年は、屋久島と秋田・青森県の白神山地が、国内の自然遺産第1号に登録されて30周年の節目でもある。5地域が連携を強め、「自然保護と地域振興の両立」という新しいスタイルを提示しようというものである。
30年前は、バブル経済の余韻があり、屋久島でもゴルフ場計画が二つ進行するなど、自然保護には強い向かい風が吹いていた。当時は、誰も世界遺産条約を知らず、屋久島では新しい規制強化と受け止められ、不安が漂っていた。
発言:世界自然遺産の5地域が連携=小野寺浩・屋久島環境文化財団理事長 - 毎日新聞
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