遊歩道「みちのく潮風トレイル」を歩く「みちのく潮風トレイルウォークin久慈」が11日、岩手県久慈市で行われ、東京を含む県内外から参加した約130人が潮風を浴びながら自然を満喫した。
遊歩道は東日本大震災からの復興を後押ししようと環境省が整備。2019年に全線開通し、青森県八戸市から福島県相馬市までの約1000キロが結ばれた。
イベントはみちのく潮風トレイルウォーク実行委員会(読売新聞社、テレビ岩手)が主催した。家族連れらが午前10時以降に久慈市の地下水族科学館「もぐらんぴあ」を順次スタート。道沿いに見える美しい海を写真や動画に収めたり、会話を楽しんだりしながら、ゴールとなる同市の道の駅「いわて北三陸」を目指し約5キロのウォーキングを楽しんだ。
完歩者にはオリジナルの完歩証が贈られたほか、ポケモンの人気キャラクター「ピカチュウ」「イシツブテ」と記念撮影できる特典がプレゼントされ、参加者が喜んで写真を撮っていた。4月開業の同道の駅に整備された「イシツブテ公園」はポケモンのキャラクターをモチーフにした遊具を備えており、歩き終えた子どもたちが遊ぶ姿も見られた。
親子で参加した岩手県宮古市の主婦(45)は「楽しく歩くことができて、いい運動になった。息子との思い出作りにもなった」と笑顔。息子(12)は「ポケモンが好きで参加した。途中で野良猫に遭遇したのが楽しかった」と話した。
東京都から2人で参加した会社員女性(25)は「初めて岩手に来たが、空気もおいしく、都内では味わえない新鮮な体験だった。ポケモンのキャラクターとも写真が撮れてよかった」と満足げだった。
家族連れら130人、岩手・久慈で自然を満喫…みちのく潮風トレイルウォーク - 読売新聞オンライン
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