湖西市の歴史学習施設「おんやど白須賀」で7月末まで、地域の里山整備に取り組む住民の活動を記録した絵画の作品展が開かれている。描いたのは、10年ほど前から白須賀地区のビオトープ整備に参加している北島規明さん(71)=浜松市南区=。地域の自然環境やそれを守る仲間の姿を記した点描画22点が並ぶ。
作品の主題になったビオトープは、2010年から約10年間活動した地元のNPO法人白須賀が、休耕地を活用して整備した場所。会員の高齢化で一時活動を休止したが、22年に新たに発足したNPO法人シラスカリフォルニアが管理を引き継ぎ、再整備に取り組んでいる。
北島さんは昆虫好きが高じて白須賀地区の自然環境に引かれ、NPO法人白須賀時代からビオトープ整備を継続してきた一人。展示作品は13~19年に制作したものが中心で、ホタルが舞う様子や飼っていたヤギ、整備活動で汗を流す仲間の姿などを、油絵の具とアクリル絵の具を組み合わせて描いた。北島さんは「昔のように、ビオトープに多くの昆虫が集まるようになってほしい」と話した。
会場では、シラスカリフォルニアの活動風景も写真などで紹介している。月曜休館。
生き物集まるビオトープ主題 地域の自然、仲間描く 南区の北島さん 点描画22点 湖西|あなたの静岡新聞 - あなたの静岡新聞
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