人の手が入らないまま荒廃してしまった森。国内で増え続ける放置林の再生には、まずは森を感じてもらうことが大切ではないか。森の中を木から木へと「空中散歩」して楽しむアウトドア施設「フォレストアドベンチャー・湯の山」(三重県菰野町)の運営会社の社長に2月に就任した大森ユキトさん(39)は、こんな信念を持っている。大森さんがめざすのは、五感を使って遊びながら体験できる森づくりだ。
施設を運営する「森の香り」(本社・兵庫県西宮市)は、大森さんが先代社長の木原正則さんとともに2016年に設立した。湯の山の施設は19年にスタート。同社では兵庫県丹波篠山市の施設に続く2カ所目で、大森さんが現場責任者を務めてきた。
木と木の間に張ったワイヤを滑り降りる全長100メートル超の「ジップスライド」、高さ約10メートルからの「ターザンスイング」、並行する2本のワイヤを友だちなどと一緒に滑ることができる「ダブルジップスライド」などを備え、木の上のアスレチックを楽しめる県内唯一の施設だ。
大森さんは開設準備から関わ…
※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
森の再生、「五感」で楽しむ体験から 自然共生型パーク社長の思いは:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル
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