
国内最大級のカルスト台地として知られる美祢市の秋吉台で、「山焼き」後の自然を観察するハイキングが行われました。
このハイキングは、季節ごとに変わる秋吉台の自然に親しんでもらおうと年に3回開かれています。
9日は時折、雨やあられが降るあいにくの天気でしたが、家族連れなどおよそ30人が参加し、先月行われた山焼きで黒く焦げた台地と、無数の白い石灰岩が織りなす美しいコントラストの景観が広がる4キロのコースを歩きました。
途中、山焼きで草が焼けたことであらわになった石灰岩が並ぶ場所では、博物館の学芸員から3億年ほど前のアンモナイトや巻き貝の化石が石灰岩に含まれていることや、秋吉台がかつては海の中だったことなどを教わりました。
また、秋吉台は明治時代から陸軍の演習場として利用されていたことや、戦後にはアメリカ軍による爆撃訓練が計画されていたものの地元の反対によって中止となった歴史についても学んでいました。
山陽小野田市の小学3年生の女の子は「秋吉台でアンモナイトや巻き貝の化石を見たり触ったりすることができるのを知らなかったので楽しかったです」と話していました。
秋吉台で山焼き後の自然観察ハイキング|NHK 山口県のニュース - nhk.or.jp
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