千葉県市川市が、東京湾に面する同市塩浜地区の市有地にレジャープールを中心とした「(仮称)塩浜マリンパーク」を整備する方向で動き始めた。3日まで整備方針(素案)へのパブリックコメントを募集している。
予定地に隣接する「三番瀬」の海岸では、市が人工干潟整備を計画しており、自然保護団体が反対している。田中甲市長は5月28日の定例記者会見で「この海岸をスポーツの拠点で、自然環境に触れ合うこともできるエリアにしていきたい」と話した。
現在、市北東部に市民プールがあるが、老朽化が進み、再整備が課題になっている。
マリンパークの予定地は、JR市川塩浜駅の南側約300メートルのところにあり、東京湾に面した市有地約3.8ヘクタール。海に面した敷地の長さが約530メートルにのぼる、細長い土地となっている。
市の素案では、波を人工的につくってサーフィンも楽しめるプールや、流水プール、子ども用プールなどで構成し、飲食や散策をできる機能も備えるという。
整備にあたっては、民間事業者へ土地を貸し、施設の整備・運営を委ねる「定期借地権方式」を検討するという。市の費用負担は原則なく、一方で地代収入を期待できるとしている。(本田大次郎)
東京湾岸にレジャープール 自然と触れあえる運動拠点 市川市が素案 - goo.ne.jp
Read More
No comments:
Post a Comment