世界自然遺産に登録されている竹富町の西表島をめぐり、自然保護に配慮しながら観光を楽しむエコツアーの構想が、国から認定され、今後、一部のエリアに入れる人数が、制限される見通しになりました。
マングローブの林が広がり、国の特別天然記念物のイリオモテヤマネコなどが生息する西表島は、コロナ禍の前は年間30万人ほどが訪れていました。
去年、世界自然遺産に登録され、観光と自然保護の両立が求められる中、地元の竹富町は自然保護に配慮しながら観光を楽しむエコツアーの構想をまとめ、7日、環境省に認定されました。
構想では世界自然遺産内やその周辺は、ゴミやトイレなど利用者向けのルールを設けます。
中でも特定の5か所は入れる人数を制限し、マングローブに囲まれピナイサーラの滝があるヒナイ川は1日あたり200人、島内最高峰の古見岳は1日あたり30人を上限にします。
町から事前に立ち入りの承認を得ることが必要で、ガイドの同行や講習を受けることなどが条件になっています。
町は今後、立ち入り制限などの導入に向けて準備を進めることにしています。
西表島 一部エリアで立ち入り人数制限へ 自然保護に配慮|NHK 沖縄県のニュース - nhk.or.jp
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