世界自然遺産に登録されている鹿児島と沖縄の3つの地域に暮らす小学生が、それぞれの課題について理解を深めようという学習会がオンラインで開かれました。
奄美大島と屋久島、沖縄本島北部は、いずれも世界自然遺産に登録されていて、学習会は奄美大島・宇検村の阿室小中学校が、ほかの2つの地域の学校に呼びかけてオンラインで開かれました。
はじめに屋久島の小学生が、海岸にプラスチックゴミが多く漂着していることや島内の生態系への影響が懸念される外来種の植物などを紹介しました。
また、沖縄本島北部の小学生は、ヤンバルクイナが自動車の事故にあっていることや野生生物の密猟対策が取られていることを説明しました。
これに対し阿室小中学校の子どもたちが、海岸のプラスチックゴミの漂着やアマミノクロウサギの交通事故など、共通した課題があるとこたえていました。
参加した阿室小中学校の6年生、富岡優さんは「ほかの地域と奄美も同じ課題があることがわかりました」と話していました。
6年生の田畑心々菜さんは「密猟が起きているときいて驚きました。奄美でも近くの人に注意を呼びかけていきたい」と話していました。
鹿児島 沖縄の世界自然遺産3地域の小学生が学習会|NHK 鹿児島県のニュース - nhk.or.jp
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