岡山で盛んな日本酒造りと、自然環境のつながりを知ってもらおうという展示会が、和気町で開かれています。
展示会は和気町にある県自然保護センターが開き、会場には岡山特産の酒米「雄町米」や、田んぼの周りに生息するアユモドキやタガメといった貴重な生物についてのパネルなどおよそ50点が展示されています。
このうち、水をテーマにしたコーナーでは、岡山の酒蔵はカルシウムとマグネシウムの含有量が少ない軟水で仕込むところが多いことなどが紹介されています。
また酒を加熱し殺菌するための器具で、らせん状をした金属製の管の形がヘビをイメージさせる「小蛇管」や、シカの角に見立てた「角樽」など生き物にちなんだ酒造りの道具も展示されています。
企画した県自然保護センターの柿真理さんは「酒の味は水の性質だけで決まるのではなく、酒米や作り方でも変化していく。工夫を凝らした岡山の酒を楽しんでほしい」と話していました。
この展示会は6月末まで開かれています。
日本酒造りと自然環境のつながり知ってもらう展示会 和気町|NHK 岡山県のニュース - nhk.or.jp
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